釣りを1万円で始める|40代サラリーマンが選ぶ最小構成
「釣りって、始めるのにいくらかかるんだろう」
GWや連休が近づくと、そう検索する人が増えるみたい。
自分も十数年前に釣りを再開したとき、同じ疑問を持った。当時はスマホで調べる前に、釣具屋に行って店員さんに話しかけた。
返ってきた答えは、意外とシンプルだった。
釣りは、1万円あれば始められる。
もちろん「本格的に」「長く続ける前提で」となれば、予算は上がる。でも、「とりあえず始めてみたい」という段階なら、1万円は十分な金額だと思う。
この記事では、1万円で釣りを始めるなら何を選ぶか、何を省くか、自分なりの判断を正直に書いてみる。
本格派の人は、続編の3万円・5万円構成も合わせて見てみてほしい。
目次
Toggle1万円で揃えるもの(まず結論から)
先に答えを出すと、1万円で揃えるのは大体この3つかな。
- ロッド+リールのセット(6,000~8,000円)
- PEライン(またはナイロンライン))1,000~1,500円)
- 仕掛け or ルアー数本)1,000~2,000円)
合計で9,000~11,500円、1万円±500円の幅で収まる感じ。
この予算に、ライフジャケットは含まれていない。ライフジャケットは別枚で必ず用意する——ここだけは「絶対」と決めてる。
ロッド+リールは「セット商品」で揃えてみると
1万円で始めるなら、ロッドとリールは別々に買わない方が良さそう。
セット商品(ロッド+リールのペア販売)の方が、コスパが良いというのもあるけど、それ以上に「組み合わせで迷わなくて済む」のが大きい。自分が最初に別々で買おうとしたとき、店員さんに「それ、合わないっすよ」って止めてもらって、セットに変えた。あの一言に救われた気がする。
自分が選ぶならこの辺り
- アブガルシア クロスフィールド+リールセット(絉8,000~10,000円)
- 信が釣りを再開したとき、最初に手にしたのもこれだった
- 見た目がそこそこ好みだったのも選んだ理由のひとつ
- シーバス・エギング・汎用ルアーに使えるのが良いと思う
- ダイワ リバティクラブ シーバスセット(絉9,000円)
- 定番中の定番。安定感がある
どれを選ぶか迷ったら、見た目で決めても全然アリかなと思う。最初のタックルに「愛着」が持てるかどうか、これが地味に続くかどうかに影響する気がする。
自分も最初は完全に見た目だけで選んだ。でも、それが釣りを続ける理由のひとつになった。
ラインは「PE」か「ナイロン」か
糸(ライン)は2つの選択肢があって、どっちが良いかよく聴かれる。
選択肢1:PEライン
- 細くて強い
- 慣れるまで少し時間がかかる(特に結び目まわり)
- 価格:1,000~1,500円
- 個人的には:これから本格的にやるつもりがあるなら、最初からPEで慣れておいた方が良いかな、と思ってる
選択肢2:ナイロンライン
- 扱いやすい
- 強度はPEに季る
- 価格:500~800円
- 「とりあえず試したい」段階なら、こっちから入るのもアリかも
1万円構成なら、どちらでも成立する。始めてみて、続きそうなら次回PEに切り替えるという流れでも十分だと思う。
初心者ありがちな失敗:高切れ
信も最初、PEラインの結束に慣れなくて高切れを連発した。せっかく買ったエギを一日で2本もロストしたこともある。それが惕しくて、結束を練習するようになった——という経緯だった。
→ 失敗談シリーズ第1回・第2回でこの話を詳しく書いている。
ルアー or 仕掛けは「2~3本」に絞ってみると
釣りを始めた頃にやりがちなのが、ルアーやエギを大量に買ってしまうこと。
自分もそうで、釣具屋に行くたびに「これも良さそう」「色違いも欲しい」となって、気づいたらかなりの量になってた、1万円で始めるなら、最初は2~3本に絞っておいた方が良さそうかな。
狙う魚別に選ぶなら
エギング(イカ)を狙うなら
- ヤマシタ エギ王 K 3.5号(約1,000円)× 2本
シーバス(スズキ)を狙うなら
- メガバス X80(約2,000円)× 1本
- または ダイワ モアザン 小型ミノー(約1,500円)× 1本
初めて何でもいいから釣りたいなら
- サビキ釣り仕掛け(約500円)× 2セット
- 堵防でアジ・イワシを狙うなら、これが一番手軽かも
1万円構成には入らないけど、これだけは
予算とは別に用意した方が良さそうなものを3つ。
- ライフジャケット(5,000~10,000円)
- ここは本当に「絶対」と決めてる。転落したら取り返しがつかない
- 膨張式が動きやすくて良い(堵防向きかな)
- ハサミ or ラインカッター(500~1,000円)
- 現地で必要になる場面が必ずある
- 帽子・滑りにくい靴
- 普段使いのもので十分だと思う
ライフジャケットだけは、ケチる気になれない装備。命を守るものだから、これは投資というよりも「最低限の前提」という感覚でいる。
1万円で後悔しないために意識してること
「安く済ませる」と「後悔する」は紙一革な気がしていて、自分なりに気をつけてる点を3つ書いてみる。
コツ1:ロッドとリールは別々に買わない
- 別々に買うと合わない組み合わせになりやすい
- セット商品なら、メーカーが組み合わせを考えてくれてるので安心かな
コツ2:ルアー・エギは最初から多く買わない
- 「色違いで揃える」のは、続けてからで十分
- 1色×1~2本で始めて、必要に応じて追加するくらいが良さそう
コツ3:店員さんに話しかけてみる
- 釣具屋の店員さんは基本的に親切で、聆いて損はないと思う
- 「1万円で、○○(狙う魚)をやってみたい」と言えば、その構成を一緒に考えてくれる
- 信もこれで何度か助けてもらった
1万円で始めた後の「次の1万円」
1万円の道具で数回釣りに行くと、「もうちょっと良いリールがほしいかも」という気持ちが出てくる瞬間がある。自分もそうだった。
そのときの「次の1万円」の使い道は、個人的にはこの順番が良さそうかな:
- より軽いリール(カルディア LT2500 絀1万円)
- 良いライン(PEライン 1,500円 + リーダー 1,000円)
- ルアー・エギの追加)1~2本)
→ これで合計3万円構成に自然と育っていく道筋が見えてくる。
詳しくは、続編の3万円で本格的に始める釣り道具の選び方で書いてみた。
まとめ・最初の一歩
釣りは、1万円あれば始められる——自分はそう実感してる。
まず釣具屋に行って、セット商品を手に取ってみるところから始めても良いかなと思う。
スペックより、感着が持てるかどうか。自分はそこが続くかどうかの分かれ目だった気がする。
「もう少し良い道具が欲しい」と思ったときは、次のステップへ。
→ 3万円で本格的に始める釣り道具の選び方(5/7公開予定)
→ 5万円で長く使える道具を揃える本気の選び方(5/14公開予定)
道具が揃ったら、釣り資金の仕組みも作ってみると面白いかも。
1万円からスタートして、続くも続かないも、それはあなたの判断で良いと思う。
ただ、釣り場に立つ朝の空気は、1万円でも10万円でも、同じように気持ちいい。
