カヤックフィッシングの費用はいくら?|小遣い制の僕が実際に払った金額と資金の作り方
「カヤックフィッシング、やってみたい。でもいくらかかるんだろう?」
正直に言うと、僕もそこが一番のブレーキだった。
ネットで調べると「初期費用○万円〜○十万円」みたいなざっくりした情報ばかりで、リアルな金額がわからない。
この記事では、小遣い制の40代サラリーマンである僕が、カヤックフィッシングを始めるために実際に払った金額を全部書きます。
「どこからお金を出したのか」まで正直に書くので、同じように悩んでいる人の参考になればうれしい。
目次
Toggleカヤックフィッシングは「金持ちの趣味」じゃなかった
「高そう」が最大のブレーキだった
カヤックフィッシングに興味を持ったとき、最初に思ったのは「高そう」だった。
カヤック本体だけで何十万もするイメージがあったし、そこに装備を揃えたらとんでもない金額になるんじゃないか、と。
小遣い制の僕にとって、趣味に使えるお金は限られています。
堤防釣りなら道具さえあれば交通費だけで済む。
サビキセットとエサで千円ちょっと。気軽に楽しめるのが堤防の良さです。
それに比べたら、カヤックは別世界の話だと思っていました。
実際は初期費用さえ乗り越えればOK
でも、ちゃんと調べてみたら印象が変わった。
初期費用はたしかにそれなりにかかる。ここは嘘をつかない。
ただ、一度揃えてしまえば、1回の釣行にかかるお金は堤防釣りと大差ないんです。
遊漁船に乗れば1回1万円以上かかることを考えると、むしろコスパは良い。
大事なのは「いくらかかるか」を正確に知ること。
漠然と「高い」と思って諦めるのが、一番もったいないと思います。
初期費用の内訳|僕が実際に買ったもの一覧

カヤック本体(最も大きな出費)
僕が買ったのは、Boat55のフィッシングカヤック(フルセット)です。色はイエローを選びました。
購入価格は本体が41,000円。送料が1万円以上かかりました。
西濃運輸の営業所止めで、自分で取りに行く必要があります。
合わせて5万円台での購入でした。
「え、カヤックって5万円前後で買えるの?」と思うかもしれない。
僕も最初は信じられなかったけど、このカヤックはフルセットなんです。パドル、シート、ロッドホルダー、ドーリー(運搬用の台車)まで全部ついてくる。
全長約265cm、幅約82cm。素材はUV対応のポリエチレンで、紫外線にも強い。
重量は約24kgで、最大積載量は約130kg。体重と荷物を考えても余裕がありました。
正直、高級カヤックと比べたら質感は違うと思います。
でも「まず始めてみたい」という段階なら、十分すぎるくらいでした。
実際に何度も海に出ていますが、今のところ不満はないです。
ライフジャケット(PFD)は命に関わるから妥協しない
PFD(ライフジャケット)はAQAのBUMS(バムス)KA-9028を購入しました。9,800円(送料無料)です。色は黒を選びました。
ここだけは言い切りたい。PFDだけは絶対にケチらないでほしい。
カヤックで沖に出る以上、落水のリスクはゼロじゃないです。PFDがなければ命に関わる。
安いものでも構わない。でも必ず着用する。これはルールじゃなくて、自分の命を守る話です。
カヤックは海面に近い乗り物なので、落水する可能性は常にあります。
波をかぶることもあるし、バランスを崩すこともある。
PFDがあるかないかで、そのときの結果がまったく変わるんです。
パドル・その他の装備品
パドルはカヤック本体のフルセットに含まれていたので、追加費用はゼロ。
これがフルセットを選んだ理由のひとつでもあります。別々に買うと意外と高くつく。
その他、僕が追加で用意したのはこのあたりです。
- リーシュコード: カヤックとパドルをつなぐ紐。パドルの紛失防止用。フルセットに付属
- 防水スマホケース: 緊急連絡とGPS用。100均でも手に入る
このへんの小物は数百円で揃いました。
魚探は後から追加した
最初は魚探なしで始めました。
なくても釣りはできるし、まず海に出ることが先だった。
何回か釣行を重ねてから、HONDEX PS-611CN2を購入。約48,000円です。
GPS内蔵で全国地図が入っているポータブル魚探で、カヤックにはちょうどいいサイズ。
水深や海底の地形が手元で確認できるので、安全面でも役に立っています。
ポイント探しの効率もかなり上がりました。
ただ、魚探は「あったら便利」であって「ないと始められない」ものじゃない。
だから初期費用には含めずに考えてもいいと思います。
合計約10万円。これがリアルな初期費用
ここまでをまとめます。
| 装備 | 金額(税込) |
|---|---|
| カヤック本体(フルセット+送料) | 約55,000円 |
| PFD(ライフジャケット) | 9,800円 |
| 小物(防水ケース等) | 数百円 |
| 初期費用の合計 | 約65,000円 |
| 魚探(後から追加) | 約48,000円 |
| 全部込みの合計 | 約113,000円 |
魚探を含めると約11万円。含めなければ約6万5千円でスタートできた。
「カヤック=何十万もかかる」というイメージからすると、だいぶ現実的な数字じゃないでしょうか。
月々の維持費|1回の釣行でいくらかかる?
1回の釣行にかかるお金
初期費用の次に気になるのは「毎回いくらかかるの?」だと思います。
僕の場合、1回の釣行でかかるお金はざっくりこんな感じです。
- ガソリン代(往復): ポイントによる
- 仕掛け・エサ代: 500〜1,500円くらい
- 飲み物・食べ物: 500円くらい
駐車場代はかかっていません。
僕が使っているポイントは無料で停められる場所なので、これは運が良かった。

堤防釣り・遊漁船と比べてどうか
堤防釣りと比べると、ガソリン代のぶんだけ少し高い程度です。
仕掛けやエサ代は堤防もカヤックもそこまで変わらないので。
一方、遊漁船は1回の乗船で1万円〜1.5万円かかることが多い。
カヤックなら、初期費用を回収してしまえば1回あたりのコストはかなり安い。
仮に月2回カヤックに乗って、遊漁船の代わりだと考えたら。
5回も行けば遊漁船5回分(約5〜7万円)の差額で初期費用を回収できる計算です。
しかも遊漁船は予約が必要だし、出船時間も決まっている。
カヤックなら天候と自分の都合だけで判断できるので、自由度が段違いです。
保管はどうしてる?
カヤックの保管場所も気になるポイントだと思います。
僕は自宅保管です。庭に立てかけて保管しています。
マンション住まいや保管場所がない人は、レンタルガレージを使う方法もあります。
ただ、月数千円のコストが追加でかかるので、その点は事前に確認しておいたほうがいいです。
僕の場合は保管コストがゼロなので、維持費はほぼ釣行のたびの実費だけで済んでいます。
カヤック購入を検討するなら、保管場所を先に決めておくのをおすすめします。
ここが意外と見落としがちなポイントです。
コストを抑えるコツ|安く始める方法
中古カヤックという選択肢
もっと初期費用を抑えたいなら、中古という手もあります。
メルカリやジモティーで探すと、2〜3万円台で出ていることもある。
ただし中古カヤックには注意点もあります。
傷や割れがないか、パーツが揃っているか、実物を見てから判断するのがベスト。
送料もかなり高い(カヤックは大きいので)から、近くで引き取れる出品を狙うのがコツです。
僕は新品のフルセットを選びました。
でも近所で状態の良い中古が見つかれば、初期費用をさらに1〜2万円抑えられます。
最低限これだけあれば始められる
「全部揃えてから始めよう」と思うと、なかなか踏み出せない。
僕のおすすめは、最初は最低限で始めて、必要に応じて追加していく方法です。
最低限必要なのはこの3つだけ。
- カヤック本体(パドル付き)
- PFD(ライフジャケット)
- 防水スマホケース
魚探も、専用ウェアも、高いロッドも、最初はいらない。
まず海に出てみて、「これは続ける」と思ってから買い足せばいいんです。
僕自身、魚探を買ったのは5回ほど釣行してからでした。
最初は勘と目視で釣りをして、それはそれで楽しかった。
「もっと効率よくポイントを探したい」と思った段階で購入を決めました。
順番に揃えていけば、一度に大きな出費を抱えずに済みます。
ここだけはケチらないほうがいい(安全装備)
コストを抑える話をした直後に矛盾するようだけど、安全装備だけは妥協しないでほしい。
PFDは絶対。リーシュコードも絶対。
カヤック本体は安くても、この2つだけはしっかりしたものを選んでください。
海の上では、お金をケチったことが命に関わることがあります。
僕がカヤック資金を作った方法|固定費の見直し

「お金がない」は本当か?
正直に言うと、僕のお小遣いはそんなに多くないです。
カヤック一式10万円なんて、ポンと出せる金額じゃなかった。
でも「お金がない」と思いこんでいただけで、実は毎月無駄に払っているお金があったんです。
僕がやったのは、固定費の見直しでした。
SIM変更で月1,580円浮いた
最初にやったのがスマホの格安SIM乗り換えです。
大手キャリアから格安SIMに変えただけで、月1,580円の節約になりました。
年間にすると約19,000円。これだけでカヤックのPFDと小物が買えるくらいの金額です。
詳しくはこちらの記事で書いています。
→ 格安SIMで月1,580円節約した話
保険とサブスクも見直した
SIMだけじゃない。保険とサブスクも見直しました。
保険は「なんとなく入っていた」ものをほぼ全解約。
サブスクも使っていないサービスを整理しました。
全部合わせて、月1万円以上が浮いたんです。
年間にすると12万円以上。カヤック一式を買ってもお釣りがくる金額でした。
→ 保険をほぼ全解約した理由
→ サブスク断捨離で釣り資金を生む
小遣い制でもカヤックは始められる
月1万円浮けば、半年で6万円。10ヶ月で10万円。
つまり、固定費を見直すだけでカヤック一式分の資金が作れます。
「小遣いが少ないから無理」じゃない。
「毎月なんとなく払ってるお金を、自分の好きなことに回す」だけ。
生活の質は何も変わっていません。
変わったのは、通信会社と保険会社とサブスクだけ。
それで趣味の幅が一気に広がったんだから、やらない理由がなかった。
固定費の見直し全体については、こちらの記事にまとめています。
→ 釣り人こそ固定費を見直そう
まとめ|カヤックフィッシングは「やりくり」で始められる
最後に、僕がカヤックフィッシングにかかった費用をもう一度まとめます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期費用(魚探なし) | 約65,000円 |
| 初期費用(魚探込み) | 約113,000円 |
| 1回の釣行コスト | 約1,000〜2,000円+ガソリン代 |
| 月の維持費 | ほぼゼロ(自宅保管のため) |
カヤックフィッシングは、思ったほどお金がかかる趣味じゃない。
初期費用さえ乗り越えれば、1回あたりのコストは堤防釣りとほとんど変わらないです。
そして「お金がないから無理だ」と思っている人ほど、固定費の見直しをやってみてほしい。
僕はそこから釣り資金を作りました。
毎月の支出を確認して、使っていないものを解約する。それだけで、半年後には新しい趣味が始められます。
お金の話は面倒に感じるかもしれない。でも一度やれば、あとは毎月自動的に浮いていく。
最初の一歩さえ踏み出せば、カヤックフィッシングは手の届く趣味です。
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