LINEMOで月2,970円。正直、「もう十分安い」と思っていた。

ソフトバンクの格安ブランドだし、大手キャリア時代に比べればだいぶ安い。自分は賢い側にいると、どこかで思い込んでいた。でも家計を見直したとき、ふと気づいた。「この2,970円、本当にこのままでいいのか?」

調べてみたら、月1,390円で同じように使えるSIMがあった。乗り換えた。たったそれだけの話なのに、年間で約19,000円浮く計算になった。

「格安SIMだから安い」という思い込み

格安SIMにしていると、なんとなく「自分はもう固定費を最適化できている」と思いがちだ。

実際、大手キャリアの平均的なプランが月7,000〜8,000円と言われるなか、月3,000円前後なら確かに安い。でも、格安SIM同士で比べると、同じようなデータ容量でも月1,000円以上の差がつくことがある。

僕の場合がまさにそうだった。LINEMOで月2,970円。不満はなかった。通信速度はソフトバンク回線そのものだから速いし、LINEのデータ消費ゼロも便利だった。でも、「不満がない=最適」ではないということに、料金を見直すまで気づけなかった。

LINEMOから日本通信SIMに乗り換えた理由

家計全体を見直すなかで、「固定費は一度下げたら終わりじゃない、定期的に見直すもの」だと考えるようになった。固定費の見直しを記事にしたときも書いたけれど、固定費削減の効果は「一度やれば、毎月自動で続く」ところにある。

日本通信SIMを選んだのは、シンプルに安かったから。合理的みんなのプラン(20GB)で月1,390円。LINEMOの2,970円から月1,580円の削減。年間にすると約19,000円だ。

並べてみると、違いがよくわかる。

LINEMO(ベストプランV)日本通信SIM(合理的みんなのプラン)
月額2,970円1,390円
データ容量30GB20GB
回線ソフトバンクドコモ
無料通話5分かけ放題月70分 or 5分かけ放題
特典LINEギガフリー

確かにLINEMOのほうがデータ容量は10GB多いし、LINEギガフリーもある。でも、自分の使い方を振り返ると、月に20GBも使っていなかった。使わないギガに毎月1,580円払っていたようなものだ。この差を知ったとき、「なぜもっと早く調べなかったんだ」と思った。

LINEMOと日本通信SIMの料金比較

「たかが月1,580円」と思うかもしれない。でも、固定費は何もしなくても毎月出ていくお金だ。10年続けば約19万円。しかも、削減に必要な手間はMNPの手続き1回だけ。所要時間は30分くらいだった。

乗り換えてみて、実際どうだった?

正直、乗り換え前は通信速度がいちばん心配だった。日本通信SIMはドコモ回線を使うMVNOで、「昼休みの時間帯は遅くなる」という評判を見かけていたからだ。

実際に使ってみると、確かにお昼どきは少し遅く感じるときがある。でも、SNSを見たり、ニュースを読んだりするぶんにはまったく問題ない。動画を高画質で見たいなら気になるかもしれないが、そもそも昼休みにそんなに動画を見ない。

それ以外の時間帯は体感でほとんど変わらない。「月1,580円安くなって、使用感はほぼ同じ」。これが半年使ってみた率直な感想だ。

ちなみに、少しでも初期費用を抑えたいなら、Amazonで売っている「日本通信SIM スターターパック」経由で申し込むのがおすすめだ。通常3,300円の契約事務手数料が無料になり、パック自体は2,000円前後なので、公式から直接契約するより1,000円ほど安くなる計算になる。知らずに契約すると普通に3,300円払うことになるので、ちょっともったいない。(Amazonで日本通信SIM スターターパックを見る

子供用にサブ回線290円も追加した

日本通信SIMに乗り換えたついでに、子供が必要なときに使えるサブ回線も契約した。「シンプル290プラン」で、月額たったの290円

普段は自分のスマホしか使わないが、子供にちょっとスマホを持たせたいとき――たとえば、留守番中の連絡用や、一緒に出かけたときの待ち合わせ用に使っている。月290円ならほぼ負担を感じない。

そのうち妻のスマホも見直そうと思っている。家族全体の通信費を最適化すれば、削減額はさらに大きくなる。

月1,580円の節約は小さい?いや、”仕組み”が大きい

保険を見直したときもそうだったけど、固定費削減の本質は「金額の大小」ではなく、「一度の手間で、毎月自動的にお金が浮く仕組みを作ること」にある。

食費を毎月1,000円節約しようと思ったら、毎回の買い物で我慢が必要になる。でも、スマホ代を1,580円下げるのに必要なのは、MNP手続き1回だけ。あとは何もしなくても、毎月1,580円が浮き続ける。

固定費削減は「ストレスなく、勝手に続く節約」だ。だからこそ、一度やった人ほど「もっと早くやればよかった」と感じる。僕もまさにそう思っている。

浮いたお金の行き先は「余裕」

浮いた月1,580円を「何に使うか」は、実はそんなに考えていない。

釣具を買うわけでもないし、贅沢をするわけでもない。ただ、生活全体のコストを下げることを意識している。固定費を一つずつ削っていくと、毎月の支出がじわじわ減る。その分、家計に余裕が生まれる。余裕ができた分は投資に回す。派手さはないけど、これがいちばん確実な「お金の不安を減らす方法」だと思う。

スマホ代を見直す → 保険を見直す → サブスクを見直す。一つひとつは小さいけど、積み重ねると年間で数十万円の差になる。そして、その差が「週末、気兼ねなく釣りに行ける」という心の余裕につながる。

朝焼けの堤防で釣りを楽しむ男性

まとめ:固定費の見直しに”終わり”はない

格安SIMにしたつもりでも、さらに安くできた。月2,970円 → 1,390円。年間約19,000円の節約。必要だったのは、30分の手続きだけ。

大事なのは「一度やったから大丈夫」と思わないこと。通信料金は毎年のように新しいプランが出てくるし、自分の使い方も変わる。1年に1回でいいから、「今のプラン、本当にベストか?」と振り返る習慣を持つだけで、家計はどんどん軽くなる。

固定費を減らして、心に余裕を作る。その余裕で、週末の海を楽しむ。つり+が伝えたいのは、ずっとそういうシンプルな話だ。

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まずは今月のスマホ代を確認するところから。格安SIMに変えるだけで、年間数万円浮くことも珍しくありません。