釣りが運動不足を解消してくれた話|何もしてなかった僕がカヤックで変わった
「運動しなきゃ」と思い続けて、何年経っただろう。
デスクワーク中心の仕事をしている40代の僕にとって、運動不足は長年の悩みだった。
体が重い。だるい。なんとなく体力が落ちている気がする。
でも、そこから何かを始めるエネルギーがありませんでした。
そんな僕が、カヤックフィッシングを始めてから変わった。
運動が目的だったわけじゃない。ただ釣りがしたかっただけ。
なのに、気づいたら体が変わっていた。
これは「カヤックで痩せました!」みたいな話じゃない。
「好きなことをやっていたら、おまけで体力がついた」という話です。
目次
Toggle運動不足はわかってた。でも何もしてなかった

「運動しなきゃ」と思いつつ何年も過ぎた
40代になると、体力の衰退を実感する場面が増えてきます。
朝起きたときの体のだるさ。階段を上がったときの息切れ。
休日に少し出かけただけで疲労感が残る。
「これはまずいな」とは思う。でも、そこ止まりだった。
仕事が終わって帰宅したら、もうエネルギーが残っていません。
運動しなきゃと思っているのに、何も始められないまま何年も過ぎました。
同じような人、結構いるんじゃないでしょうか。
健康診断で「運動してください」と言われても、具体的に何をすればいいのかわからない。
わかっていても、一歩目が踏み出せない。それが40代の現実だと思います。
カヤックは「運動しに行く」感覚がない
カヤックフィッシングを始めたきっかけは、運動とは何の関係もありませんでした。
堤防では釣れない魚を釣ってみたい。それだけです。
でも、やってみて驚きました。
カヤックに乗って沖に出ると、パドルを漕ぐだけで全身を使う。
「運動しに行く」なんて意識はゼロなのに、体はしっかり動いている。
これが僕にとっては大きかったです。
「運動をしよう」と思うと続かない。でも「釣りに行こう」なら、自分から行きたくなる。
モチベーションの向き先がまったく違います。
「健康維持のために外に出る」のは面倒でも、「魚を釣るために海に出る」のは楽しみでしかない。
この差は、想像以上に大きかったです。
カヤックフィッシングは想像以上に全身運動だった
パドルを漕ぐだけで翌日腕がパンパン
最初のカヤック釣行の翌日、腕と肩がパンパンになった。
パドリングがまだ下手だったせいもあると思います。
でも普段まったく使っていない筋肉が一気に働いた証拠でもあります。
往復のパドリングだけでもかなりの運動量になります。
風や潮に逆らうときなんか、もう必死に漕ぐしかない。
釣りに夢中だから気づかないだけで、終わってみると相当な運動量になっています。
ポイントまで片道20分漕ぐこともあるし、風が出れば帰りはもっとかかる。
それを「運動」と感じずにやっているのが、カヤックのすごいところです。
バランスを取るだけで体幹が鍛えられる感覚
カヤックの上は不安定だ。常にバランスを取り続ける必要がある。
仕掛けを投げるとき、魚とやり取りするとき、振り返って周囲を確認するとき。
無意識に体幹を使い続けている。
これはデスクワークでは絶対に使わない筋肉です。
翌日になって「なんで腹筋が痛いんだ?」と思ったこともあります。
座っているだけに見えて、実は体幹をずっと使い続けている。
デスクワークの姿勢とは真逆の動きだから、普段サボっている筋肉が目を覚ます感覚です。
堤防釣りとは比べものにならない運動量
堤防釣りも好きだけど、正直なところ運動量はそこまで多くありません。
竿を投げて待つ時間が長いし、移動距離も限られている。
カヤックはまったく違います。出艇から帰着まで、常に体を動かしています。
ポイントを移動するたびにパドルを漕ぎ、魚がかかれば全身で対応する。
同じ「釣り」でも、体への負荷はまったく別物です。
堤防釣りで翌日筋肉痛になったことは一度もないけど、カヤックでは最初の頃は毎回きていました。
始めてから感じた体の変化

最初は筋肉痛がすごかった
はっきり言います。最初のうちは筋肉痛がきつかったです。
腕、肩、背中、腹筋。全身まんべんなく痛くなりました。
パドリングの技術が未熟なぶん、余計な力が入って体に負担がかかっていたんだと思います。
数回やっただけでは体は変わらないし、「これ本当に効果あるの?」と感じる時期もありました。
でも釣り自体が楽しいから、気づけば通い続けていた。それが結果的に良かったんだと思います。
半年くらいで「あれ、変わったかも」と思った
体の変化を感じ始めたのは、半年くらい経ってからです。
「前より疲れにくくなったかも」「朝のだるさが軽くなった気がする」。
劇的な変化じゃなくて、じわじわと気づく程度。
でも、それでいいと思っています。
もともと運動が目的で始めたわけじゃないから、おまけとしては十分すぎます。
急激に変わることを期待すると続かない。じわじわ変わるくらいがちょうどいいんです。
よく眠れるようになった
これは地味だけど、一番ありがたい変化かもしれない。
カヤック釣行の日は、夜めちゃくちゃよく眠れます。
体を動かした日はぐっすり眠れる。当たり前のことかもしれない。
でもデスクワーク中心だと、頭は疲れているのに体が疲れていなくて、うまく眠れないことが多かった。
カヤックに乗った日は、頭も体も両方しっかり疲れるから、眠りの質が明らかに違います。
釣行の翌朝、目覚ましが鳴る前にスッと起きられたときは驚きました。
体を動かすことと眠りの質がこんなに直結しているとは思わなかったです。
「趣味の時間=運動の時間」になった生活
「運動する時間がない」じゃなく「釣りに行く時間」を作ればいい
40代で仕事も家庭もある中で、「運動のための時間」を新たに確保するのは難しい。
忙しい日常の中で運動の優先順位は、どうしても低くなります。
でも「釣りに行く時間」なら、なんとか確保しようとする。
結局これが一番大事なんだと思います。
運動そのものを目的にすると、優先順位が下がって後回しになる。
でも趣味の中に運動が含まれていれば、「やりたいこと」と「やるべきこと」が一致します。
カヤックを始めてから、少し筋トレもするようになりました。
「もっと楽にパドルを漕ぎたい」「バランスを崩しにくくなりたい」という動機ができたから。
釣りが運動のきっかけを連鎖的に広げてくれた感覚があります。
ひとつの趣味が、生活全体の活動量を底上げしてくれるんです。
家族からも「楽しそう」と言われた
カヤックを始めてから、家族に「楽しそうだね」と言われるようになりました。
「健康的になったね」じゃなくて「楽しそう」。
でも、これが一番正しい反応だと思う。
本人が楽しんでいて、結果的に体も動かしている。
無理して運動するよりも、この状態のほうがずっと健康的なんじゃないでしょうか。
趣味を楽しんでいたら体も動いて、家族からも楽しそうに見える。
これ以上のことはないと思っています。
まとめ|運動嫌いこそカヤックフィッシングを始めてほしい

カヤックは「運動しよう」と思わなくていい唯一の運動
カヤックフィッシングを始めて感じた体の変化をまとめます。
- 最初は全身筋肉痛。数回では変わらない
- 半年くらいで「疲れにくくなった」「よく眠れる」と感じ始めた
- 釣りがきっかけで筋トレも始めるようになった
- 家族には「楽しそう」と言われるようになった
「運動しなきゃ」と思っているのに何もできていない人。
僕も同じだったから、気持ちはよくわかります。
でも「運動を始めよう」と思わなくていいんです。
「釣りに行こう」でいい。それだけで、体は勝手についてきます。
趣味がない人にとっても、カヤックフィッシングは選択肢になると思います。
「体を動かしたいけど何をすればいいかわからない」なら、まず海に出てみてほしい。
運動している実感はないのに、翌日しっかり筋肉痛がくる。
その不思議な感覚を、ぜひ一度味わってみてください。
※ この記事に書いた変化はすべて個人の感想です。医学的な効果を保証するものではありません。
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